オープンキャンパス 2012
更新日 2012.07.25
2012年7月22日に和歌山大学でオープンキャンパスが開催されました。知的メカトロニクス研究室では3つのデモを行いました。
光を用いた脈拍測定
開発した小型脈拍測定器の上に指をおいてもらい、脈拍を測定するデモを行いました。この研究では、医療機器を小型化して日常空間に組み込むことによって、人間に負担を感じさせず、日常行動の一環として簡単に毎日の健康状態をモニタリング可能な機器の開発を目標としています。
実構造物を用いた共振と制振実験
構造物を振動させて、共振が起こった時の構造物の大きな揺れと、制振装置を用いることで小さくなった揺れを見比べてもらいました。地震によって建物が共振する場合などを想定し、共振によって発生する大きな揺れの低減法について研究しています。
Kinectを利用した人間型ロボットの遠隔操作
Kinect(写真右上)を使って人間の姿勢を計測し、人間の腕の動きでロボットアームを遠隔操作するデモを行いました。右腕でアーム先端の位置を制御し、左腕の上下でハンドの開閉を制御します。被験者には、遠隔操作によって、ロボットアームでボールをつかみ、移動して穴に入れる作業を体験してもらいました。
この人間型ロボットを使用して、見まねに基づくロボットの動作学習、テレオペレーション(遠隔操作)、人体運動計測などの研究に取り組んでいます。
後日、わだにゃんが挑戦してくれました!うまく遠隔操作できたのでしょうか?[ここをクリック]